〝里のぬくもり〟 歌にのせて…
国文祭「里山合唱フェスティバル」
綾部っ子も歌声披露
「第26回国民文化祭・京都2011」のイベントの一つ、「里山合唱フェスティバル」が3日、里町の府中丹文化会館で開催された。
同フェスのテーマは「伝えたい 里のぬくもり 里の歌」。オープニングでは、「綾部児童合唱団」と「ひよこ合唱団」の子どもたちが着物姿で昔から歌い継がれてきた童謡や民謡を披露した。
山崎善也市長のあいさつに続き、北は茨城、南は長崎までの日本各地の20団体が出演。市内からは6中学校の生徒たちもステージに立った。
ビリーバンバンのコンサートのあと、市民ら総勢約160人でつくる「里山合唱団」がコーラスを会場に響かせた。
また、同会館周辺の屋外には大小のテントが並び、綾部や近隣市などの物産が販売されたほか、「里山ゆたか市」では約80店が手作りの工芸品や飲食物などを販売。会場は多くの来場者でにぎわった。
6日は午後1時半から同会館で「シンポジウム里山」が行われる。基調講演の講師はタレントの高木美保さん。隣の市中央公民館では午前10時から午後4時半まで、「由良川里山昔話フェスタ」が催される。いずれも入場無料。また、「里山ゆたか市」が午前9時から開設される。