29日に〝国民文化祭〟開幕
綾部では初日に北中部茶会
30日に〝生け花体感フェス〟
「第26回国民文化祭・京都2011」が29日から始まる。11月6日まで府内各地で様々なイベントが開催されるが、綾部市内では29日に本宮町の大本本部で「京都北中部茶会」、30日に里町の市中央公民館で「京都いけばな体感フェスティバル」が開かれる。
29日の「京都北中部茶会」は午前9時から。長生殿では裏千家淡交会両丹支部による本格的なお茶会が行われる。みろく殿前広場には野点(のだて)席が設けられるほか、親子を対象にした「お手前体験コーナー」では先着250組に茶筅(ちゃせん)をプレゼントする。また、ミニ屏風(びょうぶ)や折り紙、繭人形を作る「お楽しみ体験コーナー」もある。受け付けは午後3時まで。
29日は「京都北中部茶会」と舞鶴市で開催される「赤レンガアートフェスティバル」それぞれの会場を結ぶ「中丹まゆまろシャトルバス」が運行される。
バスは午前11時に大本本部を出発し、JR綾部駅南口を経由して、舞鶴へ行く。乗車無料。問い合わせは府中丹広域振興局企画振興室へ。
「京都いけばな体感フェスティバル」は、30日午前10時半から午後4時まで。会場には、生け花作品が展示される。午後1時すぎからは華道家元池坊次期家元の池坊由紀さんの講演のあと、宮津高校華道部と神心流尚道館北都地区による「華道吟」、小中学生や高校生らによる「いけこみライブ」も行われる。参加無料。
また、綾部市内では11月3日に「里山合唱フェスティバル」、6日に「シンポジウム里山」が開催される。会場はいずれも里町の府中丹文化会館。両日とも同会館周辺で「里山ゆたか市」が行われるほか、6日には「由良川里山昔話フェスタ」もある。