綾部で今年度2回目の全体会議
中丹圏域障害者自立支援協議会
中丹3市の福祉や企業・労働、行政などの36機関で構成する中丹圏域障害者自立支援協議会の今年度2回目の全体会議が26日、西町1丁目のI・Tビルで開かれた。
平成20年5月に設立した同協議会は、医療的ケア作業部会や就労支援部会が設けられ、障害者の自立と社会参加を支援する事業を行っている。
今回の全体会議では、府中丹東保健所の弓削マリ子所長のあいさつのあと、府障害者支援課の職員が障害者基本法の改正点の概要などについて説明。同協議会の今年度事業の状況も報告された。
続いて、舞鶴と福知山、綾部各市の障害福祉の状況を担当職員が報告。綾部市からは、障害者が安心して生活できるグループホームの整備や、家族の介助負担の軽減を図るため、重度障害者を受け入れられるケアホームの開設の要望が多いことが報告された。
また、市単独では取り組めない課題解決に向けた事業を同協議会に求める声が各市からあった。
休憩を挟み、就労支援部会から現状と課題の報告も行われた。