綾部で「見守り活動」推進
JAと市と府が協定を締結
市と京都丹の国農業協同組合(仲道俊博組合長)、府中丹広域振興局(木村学局長)の3者が9日、地域の安心安全な暮らしを確保する目的の「見守り活動」に協力する協定を結んだ。
見守り活動は、同広域振興局の「中丹ふるさとを守る絆(きずな)ネット推進事業」の一環で、中丹地域の民間業者と行政が連携して取り組むのが特徴。事業所の職員が業務の中で住民の日常生活の異常に気付けば、行政機関に連絡するというもの。
同農協には、綾部市域の組合員だけでも約6400人いる。職員が毎月1回、組合員宅を訪問しているほか資材の配達や共済貯金の営業などで職員が組合員と接する機会は多い。
「見守り活動」は綾部市内では今年3月に同広域振興局と市、京都生協の3者で協定が結ばれており、民間業者は同農協が2例目。同農協では管内の福知山市域でも見守り活動に協力する準備を進めており、舞鶴市域では検討中という。
※記事を抜粋。全文は本紙で。