「市少年少女消防クラブ」発足
大変そうやけど、かっこいい
将来の地域防災を担う人材を育成しようと、市消防本部が募集していた「市少年少女消防クラブ」の発足式が31日、味方町の同本部で開かれ、小学1年生から6年生までの男女21人が活動をスタートさせた。
そろいの活動服に身を包んだ子どもたちを前に本田文夫・市消防長が「命の大切さを勉強してもらえればと思います」とあいさつ。アポロキャップ(帽子)と活動服に張るワッペンを、隊員を代表して西八田小6年の北村愛水華さんに手渡した。
式後、子どもたちは職員らから消防車両や装備などの説明を受け、間近で見る消防車や救急車に目を輝かせていた。クラブへの志望の動機を「(消防の仕事は)大変そうやけど、かっこいいと思ったから」「お父さんが消防団に入っていたから」などと話す子どもたちもあり、「消防」を身近に感じていたようだ。
クラブの活動は今後、保護者の意見なども反映しながら行う。また、定員30人を目標にしており、募集は継続する。問い合わせは同本部(電話42・0119)へ。