今年は台風2号被災現場
行政機関の「防災パトロール」
台風2号による大雨の影響で土砂崩れなどが発生した市内2カ所を3日、行政関係者らが訪れるとともに、今後の対策などについて意見交換した。
市や府、国などの関係機関は毎年、梅雨入り前のこの時期に、災害が発生する恐れがある危険個所の防災パトロールを実施している。今年は5月29日から30日にかけての大雨によって、実際に被害が起きた現場を見て回ることになった。
今回のパトロール先となったのは、幅14㍍、高さ10㍍にわたって裏山が崩落した位田町の浄泉寺と、法面(のりめん)が幅30㍍、高さ20㍍にわたって崩れ、通行不可能になっている釜輪町の林道。
浄泉寺では、「秋葉神社」の祠(ほこら)もある裏山に登り、現場の状況もチェックした。