「耕作放棄地」テーマに
京大生が調査報告会
10日に鍛治屋町の幸喜山荘で
市民の来場歓迎
京都大学の学生たちが「耕作放棄地」をテーマに綾部市内で昨年行った調査の報告会が10日、鍛治屋町の市里山交流研修センター・幸喜山荘で開かれる。報告会は午後1時半から同3時ごろまでで、一般の来場も歓迎している。
報告会を催すのは、NPO法人里山ねっと・あやべの理事長を務める新山陽子教授が指導教官を務める京大農学部食料・環境経済学科の農業組織経営学分野の学生たち。
学生たちは過疎・高齢化で全国的に増え続けている耕作放棄地の対策をテーマにした研究に取り組むことになった。
情報を収集する中で、綾部市の坊口町が耕作放棄地を出していない集落であることが判明。学生たちは昨年9月に坊口町で聞き取り調査などを行い、同町の営農活動の特徴について考察したことを今回、報告する。