2011.03.11pickup01

自転車利用者のマナーアップを

推進員講習に9人

自転車安全利用推進員講習

9人が出席して行われた自転車安全利用推進員講習(大島町で)

 自転車の安全な利用に関する交通安全教育や広報・啓発活動を行うボランティアとして府知事が委嘱する「自転車安全利用推進員」の講習がこのほど、大島町の市ふれあいセンターなどで行われた。

 府内では近年、交通事故の発生件数が減少傾向にある。しかし、自転車利用者のマナーの悪さや交通ルール違反による事故の発生件数の全交通事故に占める割合が高くなっている。

 交通安全対策を更に強化するため、府は平成19年10月に「自転車の安全な利用の促進に関する条例」を施行。条例には自転車利用者の責務なども明示されている。府は条例の規定に基づき、自転車安全利用推進員の講習を各地で実施している。

 講習には20代から60代の男女9人が参加。綾部署員が綾部市内での自転車事故の発生状況などについて説明したほか、府職員が「今日、学ばれたことを家庭や地域などで話してほしい」と呼びかけていた。座学のあとは、中筋小体育館で自転車の安全運転の実習も行われた。

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