「七草がゆ」に舌鼓 多くの市民ら満喫
大本で伝統の行事
開教120周年を来年に控えた宗教法人大本の長生殿(上野町)で9日、恒例の「七草がゆ」行事があり、一般市民や信者ら720人余りが7種類の春の野草を入れた日本の伝統の料理を味わった。
大本の綾部本部では平成元年から七草がゆがふるまわれるようになり、平成4年を除いて今年で22回目。近年は市民の間にすっかり浸透してきた。
この日は、午前10時に市内の来賓や大本の女性役員ら約50人が来場。今年は出口紅教主のほか、就任後初めてこの行事に出席した田賀紀之本部長が挨拶(あいさつ)し、多くの役員らとともに接待に努めた。