2011.01.07pickup01

「やったぞー」と言える年に

プロ野球・ソフトバンク 神内靖投手

後援会の懇親会に3年ぶり出席

神内靖投手

古里の支援者らに今シーズンにかける思いを語る神内投手(味方町で)

 綾部出身のプロ野球選手、神内靖投手(27)=福岡ソフトバンクホークス=を応援する「神内靖綾部後援会」(大槻進会長、139人)の平成23年度総会と懇親会が4日夜、味方町の「京 綾部ホテル」で開かれ、3年ぶりに出席した神内投手は今シーズンにかける思いを熱く語った。

 神内投手は平成13年にドラフト4巡目指名を受けて、ソフトバンクホークスの前身のダイエーホークスに入団。16年に公式戦に初登板した。

 昨シーズンは先発1試合を含め10試合に登板。勝敗はつかず防御率7・02だった。これまでの通算成績は128試合(先発25試合)に登板し、12勝11敗で防御率4・06。

 総会の冒頭であいさつした大槻会長は、神内投手が今まで他球団へ移籍することなく、同一の球団でプレーしてきたことについて「貴重な左腕として球団に買ってもらっている」とし、「私たちは応援することしかできない。みなさんとともに神内君の活躍を祈りたい」と述べた。

 総会では23年度事業として会報を年2回発行するほか、神内投手の登板が予定される試合には球場へ応援団を派遣することなどを決めた。

 総会後の懇親会では、後援会顧問の吉村脩さんと四方八洲男さんがそれぞれ愛情を込めて神内投手に対して激励の言葉を送った。

 出席した後援会の会員らを前に神内投手は、「シーズンが終わった時『やったぞー』と言って綾部へ帰って来られるように頑張ります。それしかありません」と決意を披れきした。

 懇親会には、神内投手の妻の未来さんが昨年5月に生まれた長男の龍之助君とともに参加。綾部の人たちと交流した。

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