2011.01.10pickup01

「屋内での式典」実現

市消防出初式 女性団員も参加

市消防出初式

ブルーシートが敷かれた市民センター競技場での式典に臨む消防団員ら(並松町で)

 平成23年の「市消防出初式」(市主催)が9日、並松町の市民センター競技場などを会場に市消防本部や市消防団などから初参加の女性消防団員も含めて910人余りの人員と消防車両42台、来賓らも多数が参加して盛大に行われた。

 第1部の式典は、昨年まで川糸町の第1市民グラウンドで行われてきたが、積雪や防寒対策の観点から今回、屋内会場での開催となった。

 ブルーシートが床全面に敷かれた同センター競技場での式典では、殉職者への黙祷(もくとう)や人員・機材の報告などのあと、登壇した山崎善也市長は、地域防災の中核的な存在として尽力している消防団員や昨春発足した女性消防団員らの貢献を讃(たた)えながら、「更なる安全・安心のまちづくりに市民のみなさんと一体となって取り組みたい」と述べた。

 続いて、西安榮樹・市消防団団長が、昨年発足させた消防団の活性化委員会の活動なども紹介しながら、「これからも広報活動など、地域に密着した予防消防に取り組みたい」と訓示。閲団や表彰式、来賓祝辞などのあと、近くの由良川堤防での儀式放水も行われた。

 西町アイタウンでの第2部は、高津八幡太鼓会の子どもたちの演奏でオープニング。綾部中ブラスバンド部の演奏に合わせて恒例の分列行進や消防車両のパレードが行われた。

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