2010.9.17pickup01

「北近畿に光を!」

NPO「北近畿みらい」設立へ

綾部に事務局、来月末に記念シンポ

北近畿みらい

「北近畿みらい」設立について記者会見する四方さん(右から4人目)ら=川糸町で

 府県や市町の壁を超えて北近畿全体の農山漁村の活性化を目的に活動する民間団体が、近く設立される。団体名は「北近畿みらい」。今月末までに特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を受け、10月初めに登記を行ったあと、綾部市内に置く事務局を拠点に本格的な活動をスタートさせる。10月30日には並松町の市民センターで設立記念の講演会とシンポジウムの開催を予定している。

 同団体設立の呼びかけ人の一人は、前綾部市長の四方八洲男さん(70)=並松町。今年1月末に3期12年間務めた市長を退任した四方さんは、京都と兵庫両府県の北部地域の人たちに「光を当てることをやりたい」という思いを語っていた。

 四方さんは市長在任中、綾部市内で始めた「水源の里」の振興事業を全国レベルにまで押し上げた。その中で、過疎高齢化対策として「交流」をキーワードにした事業の可能性に着目。北近畿に点在する地域資源や人材などを生かした事業に取り組む団体を新たに立ち上げることにした。

 川糸町の府綾部総合庁舎で13日に行われた記者会見には四方さんのほか、さとう元代表取締役専務の宮垣幸光さん=福知山市=と立命館大学産業社会学部准教授の高嶋正晴さん=丹波市=、NPO法人京都丹後・丹波ネットワーク理事長の眞下賢一さん=舞鶴市=、NPO法人情報社会生活研究所代表理事の小橋昭彦さん=丹波市=、「民宿 寿」代表の本田一男さん=京丹後市=、半農半X研究所代表の塩見直紀さん=綾部市=が同席。

 理事長に就任予定の四方さんは設立後、ホテルや旅館、料理店といった観光産業を中心に様々な業種の人たちに入会を広く呼びかけるとともに、「独自の観光メニューを作り、旅行社と提携したツアーも試みたい」と話していた。

 同団体が計画している事業は、①着地型・滞在型観光の企画運営②地域情報の発信・出版③イベントの企画運営④地域産品の開発と流通推進⑤青少年や地域リーダー育成⑥国・都道府県・市町村などへの提言―の6つ。

 年会費は1口1万円。入会方法など詳しくは北近畿みらい事務局(本町2丁目、電話40・2211、FAX40・2244、Eメールinfo@k-mirai.net)へ。

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