会員研修で紙漉き体験
山家地区商工繁栄会が黒谷町で
山家地区商工繁栄会(荻野靖巳会長)の会員たちが2日、黒谷町を訪れ、黒谷和紙会館で紙漉(かみす)きを体験した。
同会は会員研修の一環として、綾部の伝統工芸に親しむ目的で紙漉き体験を企画。荻野会長ら9人は和紙作りの作業場を見学したあと、一人ずつ紙漉きにチャレンジした。
水とのりに混ぜた紙素をすくいながら、ふるいにかけるように「すげた」を動かして、はがきサイズの和紙を漉き上げた。「思ったより、やってみると難しい」感想を話す人もいた。
会員たちが漉き上げた和紙は同会館で乾燥させたあと、一人ひとりに送られる。