豊里で介護施設計画の報告も
市高齢者対策推進協 新会長に林幹男さん
綾部市の高齢者福祉施策などについて審議する市高齢者対策推進協議会の会合がこのほど、市役所まちづくりセンターで開かれた。
同協議会の委員は学識経験者や介護保険被保険者、関係団体の役職員、介護保険事業者など17人が務めている。任期は2年で、この日は役員の選出が行われ、会長に市老人クラブ連合会の林幹男会長、会長職務代理に福山保孝・市社協会長が就任した。
会合では介護保険や地域包括支援センターの運営などの状況について市の担当者が説明した。
また、平成23年度に認知症対応型共同生活介護(グループホーム)が豊里地区の2カ所に新たに整備され、うち1カ所に認知症対応型通所介護(デイサービス)が併設される計画があることも報告された。
委員からは、地域包括支援センターの業務と人員態勢について質問が出たほか、「施設整備に関連した開発協議の手続きが簡便化されるよう府へ要望してほしい」「認知症に関する理解を深める取り組みを次年度も継続してほしい」といった声もあった。