新米の等級検査始まる JA
9月に入り、JA京都にのくにの各営農経済センターでは新米の等級検査が行われている。7日には宮代町の中部営農経済センターで吉美と八田両地区で収穫されたコシヒカリ246袋分がチェックされた。
等級検査では、JAの検査員が「穀刺し」という器具を使って米袋から少量の米を皿に取り出し、粒の大きさや害虫の被害、未熟米がないかを調べた。
特に今年は8月の猛暑に加え、雨量が少なかったことから粒が割れる「胴割れ」が心配されていた。しかし、この日の検査分には不具合なものが少なく、粒の大きさも良好で、全体の7割が「一等米」だった。同センターでの等級検査は、今月中旬がピークになりそうだという。