2010.9.1pickup02

市議選

猛暑も投票率低下に影響?

期日前投票は前回よりアップ
 8月29日の投・開票で行われた今回の市議会議員選挙の投票率は70%台を下回り、過去最低の69・58%となった。定数18で、前回より候補者が3人多い23人で争われた今回の市議選の投票率が下がった原因について、市選管事務局は「暑さのため、投票日当日の外出を控えた人が多かったのではないだろうか」という。

 昭和53年以降の市議選の投票率の推移を見てみると、53年が90・64%、57年が89・20%、平成2年が84・68%、6年が81・41%、10年が78・60%、14年が76・52%、18年が72・79%と、年々低下している。今回は前回より3・21ポイント下がった。

 市内40カ所に設けられた投票所の中で投票率が前回よりアップした投票所は、釜輪公会堂と物部営農指導センター、新庄公民館、水源の里・老富会館の4カ所。また、地元から複数が立候補した地域にある投票所では、全体的に投票率が高くなった。

 一方、期日前投票は前回比1072人増の3039人。「投票日当日は、投票所が遠くて行きづらいので、期日前投票をした」という綾部地区に住む高齢者もおり、期日前投票が浸透してきたことによって各投票所の正確な投票率が分かりにくくなってきたといえる。

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