2010.3.8pickup01

自主運営で学び合い10年

綾部学習グループが「記念の集い」

仲間の輪が広がる喜び

〝前身〟は「綾部地区婦人学級」

綾部学習グループ10周年

記念の集いに参加した会員たち

 綾部地区を中心にした女性たちでつくる「綾部学習グループ」(川北みつる会長、47人)は4日、並松町の市民センター多目的ホールで発足10周年を祝う「記念の集い」を開いた。

 昭和49年から市教委の助成を受けて活動してきた「綾部地区婦人学級」が平成11年で終了したあと、学級生だった人たちが新たに同グループを結成した。

 同グループは年9回行う学習会で講演会や見学会といった活動を通して、互いに知識を深め合っている。会員の3分の2は、婦人学級時代からの〝同級生〟。行政からの助成は受けず、年間2千円の会費だけで自主運営している。

 記念の集いでは川北会長=味方町=に続いて、発起人の一人で昨年まで9年間にわたって会長を務めた西村すみゑさん=同町=があいさつ。婦人学級の終了時に130人いた学級生のうち80人ほどが「自主的に活動を続けたい」と望み、同グループの発足に至った経過などを話した。

 また、池田一枝さん=川糸町=は「いろんな勉強ができたし、町で気軽に声をかけられる人が増えた」と、この10年間の活動を通じて仲間の輪が広がった喜びを語った。

 また、会場には10年間の活動の様子を納めた写真も展示され、会員たちは懐かしそうに写真に見入っていた。

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