藍染めにチャレンジ
社協の家なごみの利用者ら
志賀郷町の通所介護施設「社協の家なごみ」(植田篤子センター長)の利用者たちが5、6の両日、アイの生葉を使って藍染めにチャレンジした。
同施設のスタッフは4月、敷地内の畑に種をまいてアイを栽培。5日は、摘み取った生葉約2キロ分を用いた。
染め方は、生葉をたらいのような容器に入れ、塩を加えて手でもむ。泡立った緑色の汁が出てきたら、絹布を浸して生葉と一緒に再度もむ。色が染まった絹布は空気にさらすと、色が定着する。
利用者たちは、うまく染まるよう根気よく絹布をもんだほか、絹布の所々を輪ゴムでくくり、模様が出来るように工夫した人もいた。
染め上がった絹布を手にした利用者たちは、「きれいや」「良い色になった」などと話し、みんな満足そうだった。