「由良川里山回廊構想」策定へ
府中丹広域振興局 １回目の委員会開く
就任のあいさつをする座長の柴田昌三教授（左から３人目）＝西町１丁目で
府中丹広域振興局は来年度予算に由良川里山回廊構想実現のための予算を盛り込むべく、同構想の策定作業を始めた。３日には有識者らによる１回目の策定委員会を開き、今後の策定作業の進め方などを話し合った。
同構想は、山田啓二知事が知事選のマニュフェストに掲げた「みやこ」づくり地域戦略の一つとして策定する。由良川流域の里山の生活文化や食文化、自然環境などを見直すとともに、廃校や道の駅などを活用した地域資産を展示する施設を作り、これらを回廊として結ぼうという構想。
策定委員会では、座長に京都大学フィールド科学教育研究センターの柴田昌三教授を選んだほか、各委員が同構想に対する意見を述べるなどした。
