神社本庁総長が参拝
上野町 若宮神社に初めて
宗教法人・神社本庁総長の田中恆清さんが19日、上野町の若宮神社(四方義規宮司)を正式参拝した。全国に約8万ある神社を包括する神社本庁のトップが同神社を参拝するのは初めてという。
八幡市の石清水八幡宮宮司で府神社庁の庁長を務める田中さんは、今年6月に神社本庁総長に就任した。同日に府神社庁丹波五支部連合会(橋本功会長)の総会が綾部で開催されるのに合わせて来綾した。
本殿で厳粛に神事が執り行われたあと、あいさつした田中さんは「このお宮さんは整備がきちんとされていることを拝見させてもらった。宮司さんを始め、奉仕の心で神社を支えて頂いている総代や氏子の方々の熱い思いがひしひしと感じられる」と語った。
また、全国的に過疎化や氏子数の減少などによって神社の護持が困難になっている状況に関して対策を講じる必要性を説きながら、参列した同連合会の会員らに理解と協力を呼びかけた。