山田知事が被災地視察
土砂崩れなどの豪雨被害で
5日未明からの豪雨により市内各地で土砂崩れを中心とした被害が広がる中、山田啓二知事は6日、山崎善也市長、四方源太郎府議らの案内で市内の被災地4カ所を視察。山田知事は災害復旧に関して「安全確保に全力を上げたい」との考えを示した。
この日は、敷地内で大小4カ所の土砂崩れが発生した安国寺(安国寺町)、2カ所で土砂崩れがあった市道高津旭線(中丹広域農道)、路肩決壊により片側通行の規制が行われる府道小浜綾部線(東山町)を視察。
特に安国寺では、二次被害が広がれば近隣の集落に土砂が流入する恐れもある安国寺の現状を山崎市長らが詳細に説明した。
今回市側は、先月発生した豪雨の被災地支援に活用できることが決まった「地域力再生プロジェクト支援事業」を今回の豪雨にも適用することや、安国寺を含む今回の災害復旧に対する国、府の財政支援などを要望した。