2014.09.05pickup02

綾部に記録的短時間大雨

5日未明 1時間に90㍉

9路線通行止め

記録的大雨

崩土による倒木が道路をふさぎ、通行止めになった市道高津旭線(5日午前8時ごろ、旭町で)

綾部市内は4日深夜から5日未明にかけて激しい雨が降り、家屋への浸水や道路冠水、崩土、交通機関がストップなど多方面で影響が出ている。

大雨・洪水警報に加え、記録的短時間大雨情報も発表された綾部市では、5日午前3時までの1時間に約90㍉の雨が降った。市では市災害対策本部を設置し、土砂災害の危険が高まった同4時5分、市内全域(1万4020世帯)に避難勧告を出した。

この大雨によって宮代町の市民ホールが床上浸水したほか、民家も床上浸水4軒、床下浸水10軒以上の被害。60歳代の男性が自宅裏山の水路に転落して、足を負傷した。

道路への影響としては、市道高津旭線(中丹広域農道)が旭町で発生した崩土により通行止めになるなど、府道と市道合わせて一時9路線が通行止めになった。

JRは舞鶴線と山陰線の園部―福知山間で列車の運行を見合わせている。

大雨・洪水警報の発令に伴い、綾部高校は休校となり、5日に予定されていた体育祭は6日に順延。市内の幼稚(児)園と小中学校では、各園や学校で定めている気象警報発令時の対応を取った。

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