知識や技術を社会のために
綾部工業研修所が第44期卒業式
綾部工業研修所(斎藤正幸所長)は2日、とよさか町の綾部工業団地・交流プラザで第44期生の卒業式を行った。
同研修所は技術者の養成を目的に、昭和41年に設立。企業で働く若手社員が週1回、仕事を終えてから専門技術を1年間にわたって学んでいる。
44期生は機械科コースが20人、電気科コースが13人で、主に綾部、福知山両市内の企業から参加した。
卒業式では斎藤所長が「仕事を終えてからの研修は体力的にも時間的にも辛かったと思うが、習得した知識や技術を企業や社会のために存分に生かしてほしい」とあいさつしたあと、卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡した。
その後、卒業生代表の日東精工の矢倉裕士さんが「微力ではあるが、研修所で学んだ一つひとつの実践を通して、社会に役立てるよう頑張りたい」と答辞を述べた。
同研修所の45期生27人の入学式は9日に行われる。