介護者同士の交流を!
市と市社協「介護者家族教室」開講
来年3月まで毎月1回開催
自宅で家族らを介護している人に介護のコツを学んでもらおう―と、市と市社協は今月から青野町の市保健福祉センターで「介護者家族教室」を始めた。教室は来年3月まで毎月1回、テーマを変えて行われる。
悩みや体験談を話し合うなど介護者同士の交流の場にもなっている同教室は、昨年度までは年間に3回開催されてきた。更に介護者が参加しやすいように、今年度は回数を増やすとともに、内容も充実させて実施することにした。
14日に行われた1回目の教室には約20人が参加。この日のテーマは「ベッド上での介助のコツ」で、参加者たちは床ずれ防止のために体位の移動方法や、シーツの取り替え方などを市社協職員から学んだ。
同教室は毎回午後1時半から2時間で、参加無料。「教室に参加したいが、家を空けることができない」という人からの相談にも応じる。問い合わせは市保健推進課(電話42・0111)か、市社協(電話43・2881)へ。
7月以降の開催日と内容の予定は次の通り。
7月16日=「介護者のストレス対処術」▽8月30日=「認知症への対応」▽9月16日=「正しい薬の使い方」▽10月22日=「高齢者の疑似体験から学ぼう」▽11月15日=「高齢者の食事の一工夫」▽12月20日=「私の介護体験から」▽来年1月12日=「介護者の腰痛予防」▽2月17日=「排泄ケアの工夫」▽3月18日=「お口のケアを見直そう」