岡西副知事と意見交換
綾部の青年団体代表ら
綾部JC主催で初開催
府の岡西康博副知事(50)と市内の5青年団体の代表らが意見交換する「わいわいワークショップ」(綾部青年会議所主催)が27日夜、本町3丁目の料理旅館・萬家で開かれた。
府北部の経済振興の特命を受ける岡西副知事が地元の若者との対話を希望する中、綾部青年会議所が各団体に呼びかける形で、今回初めて正式な場を設けた。
この日、綾部商工会議所青年部(四方裕士会長)、水源倶楽部(北原光司会長)、NEXT(今川信吾代表)、綾部ローターアクトクラブ(清水祐児会長)、綾部青年会議所(出口幹恭理事長)から各数人ずつの約25人が参加。第1部はワークショップ、第2部は懇親会の形で意見を交換した。
「魅力ある観光まちづくり」を演題として初めに講演した岡西副知事は、府が展開する「海の京都事業」について「府北部を日本で一番の観光圏にする」とのビジョンを説明。「綾部には海がないが、観光圏の玄関口で道路、鉄道が交わる重要な場所」とし、行政まかせでなく民間主導で地域の優れた魅力を発信する重要性を説明した。
「綾部を観光地にするのか」との質問に対しては「綾部にしかない文化やオリジナリティーに誇りを持ってまちづくりをすれば、そこに人が集まる」とし「綾部の魅力を考えてほしい」と呼びかけた。