誤射防止対策も
中丹地域野生動物被害対策推進協議会が会議
中丹地域野生動物被害対策推進協議会(会長=西村悦雄・府中丹広域振興局農林商工部長)は14日、福知山市の府福知山総合庁舎で今年度1回目の会議を開いた。
中丹3市の行政や農業・林業団体、猟友会などで構成する同協議会は毎年、府の有害鳥獣駆除予算が確定した時点で会議を行っているが、今年は6月5日に福知山市内で駆除活動中の猟友会会員の誤射による死亡事故が発生したため、例年より早めの開催となった。
会議では、亡くなった人に対して出席者全員で黙とうをささげたあと、福知山市の担当職員が今回の事故の経緯を説明。再発防止対策として、常に猟友会の帽子とベストを着用することや、同行者の位置や行動を常に確認し合うことなどを決めた。