「自信ある球は不安なく投げる」
横浜DeNAの神内靖投手が野球指導
横浜DeNAベイスターズに在籍する綾部出身の神内靖投手が臨時コーチとなった野球教室が19日、並松町の市民センター競技場で開かれ、市内の小中学生たちは憧れのプロ野球選手から直接指導やアドバイスを受けた。
神内投手は今月末まで綾部に滞在して、自主トレーニングに励んでいる。2人のトレーナーと一緒に市民センター競技場でランニングやキャッチボールのほか、スポーツジムで筋力強化に努めている。2月1日からチームに合流する。
今回の野球教室は神内投手の綾部後援会の大槻進会長らの取り計らいで実現。硬式野球クラブの綾部パワーズや軟式少年野球の6チームから選手たちが参加した。
神内投手はパワーズの選手を相手に軽くボールを投げながら、軸足に体重を乗せて投げるとスピードや力強さのある球が投げられることを示した。
「マウンドの上ではどんなことを心掛けていますか」という質問に対し、神内投手は「雰囲気が悪い時は、あえて投球のリズムを変える。自信のある球なら、不安を持たずに投げる」と精神的なことをアドバイスした。
綾部ファイターズ主将の足立峻亮君は「基本が大切だということを教わった。指導も分かりやすい」と、今回の野球教室の感想を話していた。