古里で力強く復活誓う
横浜DeNAの神内靖投手
肩の手術成功し体調万全
「今年こそ勝負の年」
「子どもたちのためにも頑張る」
綾部出身でプロ野球・横浜DeNAの神内靖投手(30)が6日、地元の後援会員らの前で「肩の故障も癒えて体調は万全。今年こそ勝負の年と意識して再起を期します」と力強く復活を誓う宣言をした。
地元ファンが待ちに待った言葉が飛び出たのは、同日に並松町の料理旅館「ふしみや」で開かれた神内靖後援会総会後の懇親会の冒頭。12月初めに長男龍之助(りゅうのすけ)君(3)に続いて長女雛(ひいな)ちゃんが誕生したこともあり「子どもたちのためにも頑張ります」と決意を述べた。
総会では後援会の大槻進会長が、パリーグの福岡ソフトバンクで12年間に12勝という実績を残して昨年、セリーグの横浜DeNAにトレードで移籍したあとの神内投手の状況を会員に報告した。
それによると同投手は昨季の1軍公式戦で4試合に登板した時、肩やひじに違和感を覚え7月に肩を手術。一時は引退も考えたというが、球団から「一年休んで再起を図れ」と温かい言葉を受けてリハビリに専念した。
体調は元に戻り、年末には味方町の実家に帰省。正月明けの10~24日は並松町の市民センター競技場や第1市民グラウンドで自主トレを行う。期間中には神内後援会主催の少年野球教室で後輩の指導もするという。