「良い風をつかもう」
市の仕事始めで山崎市長
市の仕事始めの式が6日に市役所で行われ、担当長以上の職員ら約100人を前に、山崎善也市長らが新年のあいさつを述べた。
山崎市長は「スピード感にこだわった仕事をしたい」と今年の目標を掲げたほか、今月末の市長選にもふれながら、「予算、人事など負担をかける年初めだが、よろしくお願いしたい」と職員らに伝えた。
また景気回復の兆しや京都縦貫道、舞鶴若狭道の全線開通によって人、モノの動きの活性化が期待されることを挙げて「綾部に着実に良い風が吹き始めている」と表現。「この風をつかみ、綾部市は通過点となることなく情報発信、定住交流、産業発展に取り組もう」と訴えた。
式には市議会から高倉武夫議長、塩見麻理子副議長も出席。高倉議長は昨年の災害を振り返り、「平穏で明るい年になってほしい」とあいさつ。また他の地方議会から定住促進事業の視察が増えていることにもふれ、「議会も職員、市民と努力を続けたい」と抱負を述べた。