2013.10.02pickup01

火災予防指導要領まとめる

露店爆発事故受け 市消防本部が独自に

火気扱う30人超の行事

主催者は実施計画書の提出を

市消防本部は「多数の観客等が参加する行事における火災予防指導要領」を内視としてまとめた。

指導の要点をまとめたチェックポイントの資料

 福知山市の花火大会で起きた露店爆発事故を受け、綾部市消防本部はこのほど、「多数の観客等が参加する行事における火災予防指導要領」を内規としてまとめた。火気を伴う行事がいつどこで開催されるかを把握し、必要な指導を行うのが目的。市消防本部は今後、対象行事の主催者に対して「実施計画書」の提出や適正な火災予防対策を求めていく。条例ではないため義務や罰則規定はないが、概(おおむ)ね30人以上が集まる行事は指導対象となる。 

 屋外行事で露店が火気を使用する際の届け出が全国のほとんどの自治体で義務付けられていなかった反省を受け、消防庁は現在、防火管理態勢の届け出や消火器の準備を義務付ける方向で検討を進めている。綾部市もこれまで義務付けがなかったため、今回は国の方針が決まるまでの暫定措置として、市独自の対策方針をまとめ、9月25日から運用を開始した。

 ※詳細は紙面で。

 

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