府大会選考のほか 今年は応用訓練も
市消防署で救助技術訓練
味方町の市消防署で28日、消防職員による救助技術訓練が行われた。今年は、京都市内で7月に開催される府消防救助選抜会に出場する職員の選考のほか、マンホールなどに閉じ込められた人の救出を想定した救助技術応用訓練も実施された。
「ほふく救出」と「引揚救出」の2種目で行われた選考会では、技術とスピードが主眼に置かれた。
一方、救助技術応用訓練の「横坑救出」と「槽内救出」では、救助される人が酸欠状態にならないように機械を使って坑内に空気を送り込んだり、酸素ボンベを投下するなど、職員たちは実際の現場を想定した訓練に取り組んだ。