2013.07.05pickup01

綾部の笹 今年も神戸へ

三ツ星ベルト・神戸本社

7日の「たなばたまつり」で使用

7日に神戸市内で開催されるイベントで使用される笹が青野町の竹やぶで切り出された

笹の切り出し作業をする市シルバー人材センターの会員ら(2日、青野町で)

 青野町の第2市民グラウンド近くの竹やぶで2日、笹(ささ)の切り出し作業が行われた。切り出された700本の笹は、7日に神戸市内で開催されるイベントで「七夕飾り」として会場に設けられる。

 このイベントは、三ツ星ベルト(垣内一社長)の神戸本社特設会場で行われる「神戸・長田たなばたまつり」(三ツ星ベルトふれあい協議会主催)。阪神・淡路大震災からの復興を祈念して平成13年から始まった同まつりは、地域イベントとして定着している。

 現地調達が難しい七夕飾り用の笹は、城山町に同社の綾部事業所(三ツ星ベルト技研)があることが縁で、当初から綾部産の笹が使用されている。

 昨年までの12年間、栗町の由良川右岸にある竹やぶで確保してきた笹が七夕飾りに合うものが少なくなってきたため、今年から場所を変更した。

 切り出し作業は、同社から委託された市シルバー人材センターの会員らによって行われた。笹は翌3日、トラックで神戸市へ運ばれた。

 同まつりは7日午前10時から午後3時まで。まつりを盛り上げるため、今年も綾部市内から多数参加。「あやべ山家観光やな漁保存会」がアユの「山賊焼き」コーナーを設けるほか、合同朝市グループが野菜、市観光協会が特産品などを販売する。また、フラメンコグループ「リオ・デ・ユラ」がステージ発表する。 

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