2013.07.01pickup02

交流し刺激受け合い競技力のアップを! 

市バスケット協会が初めての中高教室

綾部中高バスケットボール教室

高校生が中学生に指導する内容で催されたバスケットボール教室(上杉町で)

 高校生が講師となって中学生に直接、バスケットボールの技術指導をする「綾部中高バスケットボール教室」(市バスケットボール協会主催)が6月29日、上杉町の市総合運動公園体育館で開かれ、中高校生合わせて約130人が参加した。

 同協会(岡田孝夫会長)では競技力向上とバスケットボールを通じて中高校生の仲間づくりを目的に、今回初めて同教室を企画した。

 岡田会長によると、大人がかかわらずに年齢が近い高校生と中学生が交流することで、子どもたちにとっては刺激になるという。更に高校生は指導力を養い、中学生は先輩を目標にして向上するといった相乗効果も期待している。

 バスケットボールの指導は綾部高校バスケットボール部員が務め、中学生は綾部中と八田中、何北中、豊里中から参加者があった。

 中高校生たちは「ガード」「フォワード」「センター」といったポジションごとにグループになって練習。センターの選手たちは、ゴールポストを背にした状態でパスを受け、振り向いてシュートをする練習などに励んだ。

 ボールを持たない「フットワーク」の鍛錬に汗を流した1年生たちは、オフェンスやディフェンスの動きをしっかり身に付けた。

 学校の部活では取り組んでいないことも教わったという綾部中女子部員たちは、「良い経験になります」「楽しい」と話していた。

 同協会では、今冬には中学生が小学生を指導する内容のバスケットボール教室を計画している。

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