2010.5.12pickup01

全住民に呼びかけ「花まつり」

志賀郷町の龍昌寺で

花まつり

釈迦像に甘茶をかける子どもたち(志賀郷町で)

 志賀郷町の曹洞宗龍昌寺(長澤文雄住職)で9日、釈迦(しゃか)の生誕を祝う「花まつり」の法要が、檀家だけにとどまらず志賀郷町内のすべての住民に参拝を呼びかけて初めて執り行われた。

 昨年4月、京丹波町出身の長澤さんを新しい住職として迎え、機運が高まったことから初めて催すことにした。「花まつり」は本来4月8日で、同寺では旧暦に従って約1カ月遅れで開催した。

 法要では、四方益男総代のあいさつのあと、ご詠歌の「梅花講」による奉詠や長澤住職らによる読経があり、続いて子どもを含む参拝者たちが次々と釈迦像に手を合わせ、甘茶をかけた。

 この日は、約150食分の「讃岐うどん」も用意。うどんは、長澤住職も所属する地元の青壮年グループ「郷の会」のメンバーら11人が前夜、うどん職人の竹原友徳さんの指導を受け、準備した。

 法要後、子どもたちも「うどん切り」をし、ゆで上がったうどんを全員で味わったほか、午後からは新庄町の長楽寺住職によるマジックショーも楽しんだ。

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