綾部幼稚園に風景画寄贈
上野町 四方日出男さんが自作を
子どもたちが自分の住む街に愛着を深めてほしい―と、市美術展の洋画の委嘱作家でもある上野町の自営業、四方日出男さん(73)が7日、藤山(通称=寺山)から見下ろした風景画を同町の綾部幼稚園(中村紀美代園長、26人)に寄贈した。
四方さんはこれまで市美展に9回出品し、市展賞2回を始め、特選や奨励賞などを受賞した。
寄贈した絵は平成元年頃に制作した50号の作品。平和への思いを込めて丹陽教会(新町)を中心に、同幼稚園や綾部小学校、由良川、紫水ケ丘などが描かれている。
同園を訪問した四方さんは、園児たちに自作の絵について説明した。四方さんの絵は園舎内の「絵本の部屋」に飾られる。