イチゴのもぎ採り体験
吉美小6年生が森本ファームで
有岡町の吉美小学校(井上隆史校長)の6年生51人が15日、多田町のイチゴ農園「森本ファーム」(森本亜司子さん経営)を訪れ、イチゴのもぎ採りを体験しながら、生産者の仕事について学んだ。
夫と次男夫婦の家族4人で農業を営んでいる森本さんは、4棟のパイプハウスで「章姫」と「紅ほっぺ」の2種類のイチゴを栽培している。
同校の6年生たちとの交流は今年で4年目。昨年までは卒業式後、卒業生と保護者にもぎ採りを〝プレゼント〟してきた。今年は「地域で働いている人の仕事について学ぶ」という同校のキャリア教育に協力。パイプハウス内で6年生たちは、たくさんのイチゴを見て、森本さんたちが丹精込めて育てていることを実感した。
イチゴを摘んで口に運ぶとみんな「おいしい」「甘い」。「フルーツは好きじゃないけど、ここのイチゴはおいしい」と感想を話す児童もいた。
森本ファームでは5月末ごろまでイチゴ狩りが出来る。