地域サロン同士交流を
「スマイルたの楽」が活動報告
何よりスタッフが生き生きと
あやべボランティア総合センター・地域サロン部会(林幹男部会長)主催の第5回「地域サロン研修交流会」が9日、田野町の田野コミュニティーセンターで開かれ、市内で地域サロンを運営しているグループや、立ち上げを検討する団体などから約100人が参加した。
この交流会は、市内の地域サロン同士の交流や勉強の場として毎年開催。この日、林部会長は冒頭に「サロンを継続することは難しいが重要。よその活動する姿を見せてもらいながら、交流を深めましょう」と参加者に訴えた。
今回は、田野町で2年前に発足した「スマイルたの楽(たの)」(田中仲江代表)が活動を報告。若い世帯も多い地域の特徴を生かして「赤ちゃんからお年寄りまで一緒にくつろげる場」と考えてサロンを立ち上げたことや、リピーターを増やすためにポイントカードを作っていることなどを話し、「何よりスタッフが生き生き活動できることが大事」と、活動を通じて日ごろ感じていることを伝えた。
その後は、サロンでも作っている上用まんじゅう作りの講習会や、市社会福祉協議会による移動足湯「くつろぎ湯」の事業の説明、スマイルたの楽のサロンの体験なども行われた。