東部、中部、西部に増設
市地域包括支援センター
きめ細やかな高齢者支援へ
市は平成18年度から市役所西庁舎の高齢者介護課内に高齢者の介護や医療、福祉などに関する相談を受け付け、総合的なサポートする地域包括支援センターを設けているが、今年1月から市内の東部と中部、西部の3カ所に同センターを新設した。
市は身近な場所できめ細やかな支援を行うため、同センターを増設した。各センターの設置場所は、東部(山家・口上林・中上林・奥上林)=いこいの村聴覚言語障害センター(十倉名畑町、電話46・0101)▽中部(綾部・中筋・吉美・西八田・東八田)=市福祉ホール(川糸町、電話43・2888)▽西部(豊里・物部・志賀郷)=市ふれあいの家(栗町、電話43・1123)。
市は各センターの業務を、介護事業を行っている社会福祉法人に委託。委託法人は東部が京都聴覚言語障害者福祉協会、中部が市社会福祉協議会、西部が松寿苑で、主任ケアマネジャーや保健婦、社会福祉士といった専門家が連携して支援活動をする。
市役所にある地域包括支援センター(電話42・3280、内線334)では、各センターの業務を補助するほか、虐待や権利擁護といった困難なケースの対応に当たる。