綾部の潜在力、まちづくりに
綾部商議所の新年互礼会 由良会頭が抱負
綾部商工会議所(由良龍文会頭)が主催する新年互礼会が4日、西町1丁目のI・Tビルで市内の商工業者ら約280人が出席して開かれた。
年頭の挨拶(あいさつ)に立った由良会頭は、「平成26年度中に京都縦貫道と舞鶴若狭道が全線開通する予定だ。併せて京都舞鶴港とも連携するなど、主要都市との物流可能な産業活動の拠点として発展するポテンシャルを有している」と、綾部市が持つ潜在的な力について語った。
こうした点を踏まえ由良会頭は、「観光と農業、ものづくり、雇用確保、交流・定住人口の促進など人とモノの流れの変化に即応するまちづくりが求められている。企業の経営支援活動はもとより、新たな成長戦略・新産業の創造、観光産業としての新たな賑(にぎ)わいづくりなどを積極的に推進し、楽しいまちづくり、個性豊かなまちづくりを目指していきたい」と抱負を披れきした。
このあと出席者たちは四方源太郎府議の発声で乾杯し、歓談に移った。