安全・安心、乗りたいバスに
「みせんバス」が運行開始式
NPO法人・於与岐みせん(上野司理事長)は、5月10日から自主運行する「みせんバス」の運行開始式を25日、於与岐町の弥仙会館前で開いた。
式には、山崎善也市長や古谷義博・府中丹広域振興局副局長、佐々木幹夫府議、高野勝・東八田地区自治会連合会会長、四方八洲男・前市長ら来賓を含め、約100人が出席した。
太鼓演奏や記念写真の撮影などのあと、上野理事長があいさつ。昨年7月以降、バスの自主運行に向けて住民や行政の理解と多大な支援があったことに感謝するとともに、「互助の精神で立ち上げたバス運行事業を次の世代まで継続させ、安全・安心なバス、乗りたくなる健全なバスにしたい」と語った。
運転手を担当する3人を代表して坂田重幸さんが決意を述べ、住民の代表と来賓らがテープカットをしたあと、バスの記念走行が行われた。
過疎地有償運送事業の認可を受けて運行される「みせんバス」は、5月10日以降の毎週月・水・金曜に同町と青野町の市立病院間を一日3往復する。乗車できるのは、同法人の会員となる同町の住民らに限られる。