今年は初めて該当車両なし
市消防本部など 危険物運搬車の街頭検査
市消防本部などは16日、国道27号が通る味方町の市消防本部庁舎前で危険物を運搬する車両の街頭検査を行った。
街頭検査は年1回、同本部と綾部署、府中丹東保健所などが行っており、石油や高圧ガス、毒物、劇物を運搬する車両を検査することで災害防止を目的としている。検査は、危険物を運搬していることを表す標識や危険物取扱者の免許、消火器などの有無のほか、設備の作動がチェックされる。
この日、舞鶴方面に向う運搬車を検査する予定だったが、今年は該当車両の通行がなかった。近年、京都縦貫道の延伸開通やガソリンスタンドの減少などで国道を通る運搬車は減っているようだが、該当車両がなかったのは検査開始以来、初めてだという。昨年は十数台を検査した。