協会発展の功労者ら表彰
市文化協会が創立65周年式典
市文化協会(田所卓会長)の創立65周年記念式典が9月30日、味方町の「京 綾部ホテル」で市内外の来賓や協会加盟団体の人など160人余りが出席して開催され、同協会の発展に貢献した多くの個人や会派に感謝状や表彰状が贈られた。
式典挨拶(あいさつ)で田所会長は、昭和22年の協会創立当時に思いをはせ「物資が窮乏し惨憺(さんたん)たるもので、旧制中学に通う私の弁当はサツマイモだった。そんな頃に協会が誕生したが、文化芸術は人間を元気にする力があると綾部の先人たちは知っていたのです」と讃(たた)えた。
式典では山崎善也市長と四方源太郎府議、木村学・府中丹広域振興局長(知事代理)が祝辞を披露。「藤寿三番叟」(唄・藤本秀稚代、三味線・秀稚代社中、立方・尾上菊有姫)で開幕した祝宴は、高倉武夫・市会議長が乾杯の発声を行った。