7月に再び中東の青少年来綾
市制施行60周年市民会議 事業計画決める
「市制施行60周年市民会議」の設立総会が15日、市役所委員会室で開かれ、事業計画として7月末にイスラエルとパレスチナの青少年らを日本に招いて交流する「中東和平プロジェクト」を綾部市で再度実施することなどを決めた。
同会議は今年度、市民団体などが中心となって記念事業を行うための組織。役員は議長に市市民憲章推進協議会の平野正明会長、副議長に市自治会連合会の川端勇夫会長、監査に市議会の森永功議長と市観光協会の西村之宏会長が就任した。
同会議は、「平和と環境」をテーマに記念事業を展開する。うち中東和平プロジェクトは、平成15年に綾部市で初めて開催され、以後、国内各地で取り組まれてきた。
綾部市で2回目となる中東和平プロジェクトは、同会議内に設けられた実行委員会(委員長=山崎善也市長)が主管する。市民大会は7月25日に行う。
また、同会議は記念事業として市街地に「バラ園」の整備も計画。実行委員会(委員長=由良龍文・綾部商工会議所会頭)を中心に取り組む。バラ園は今秋の開園予定。
一方、市は市制施行60周年の記念式典と記念講演会を8月1日、里町の府中丹文化会館で開催する。