2012.08.22pickup01

今年の火文字は「むすべ和と絆」

向田町の観音祭りで奉灯

火文字

火文字の点火作業をする住民ら(向田町で)

眼病に霊験あらたかとされる観音像が祭られている向田町の長福寺で17日夜、恒例の観音祭りが行われた。祭礼を前に今年も約1千個の空き缶を並べて作った火文字が奉灯された。

火文字の奉灯は今年で18回目。住民らでつくる実行委員会は、火文字を作る土手の下草刈りなどの準備を約1週間前から始め、祭り当日を迎えた。

日が暮れた午後7時20分前、住民25人は空き缶に入れられた燃料にバーナーで手分けして火をつけると、「むすべ和と絆(きずな) 奉灯 向田かんのん」の文字が暗闇に浮かび上がった。

祭りでは境内に櫓(やぐら)が組まれ、「福知山踊り」の輪が出来た。午後9時半の御開帳に続いて、護摩供養も行われた。

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