うなるコンバイン
有岡町で稲刈り
連日、猛暑が続く中、有岡町内で12日、コンバインのエンジン音が響き、米の収穫作業が行われた。
この日、「あきたこまち」を収穫したのは、同町の四方利幸さん(69)。四方さんは約6㌶の田んぼで、うるち米と糯米(もちごめ)合わせて7種類を栽培している。その中で4月中旬に作付けした「あきたこまち」の穂が、いち早く黄金色に色付いた。
「台風や病害虫の被害もなく、米の出来は良い。しかし、自然災害に遭った九州や東北の農家のみなさんのことを考えると、手放しで喜べない」と話していた。