世界平和の「架け橋」に!
綾部宗教懇話会が「市民の集い」
5月で創立25周年を迎えた綾部宗教懇話会(鹿子木旦夫会長)の「世界平和を祈る綾部市民の集い」が16日夜、神宮寺町の金光教綾部教会で開かれ、市内の各宗教の代表者らが世界平和とともに、すべての生命と共生できる持続可能な社会を目指すことを誓った。
同集いには山崎善也市長のほか、このイベントを後援した市市民憲章推進協議会や綾部世界連邦運動協会の代表ら来賓と市内の各宗教の関係者ら計約150人が出席した。
鹿子木会長は席上、昭和61年に開かれた世界の宗教代表者による平和祈祷集会や翌年の比叡山宗教サミットを受けて綾部で誕生した宗教懇話会の歴史を振り返ったあと、脱原発や再生可能エネルギー開発の促進など「平和と環境」を守る活動とともに、宗教が世界平和の「架け橋」にならねばならないと強い決意を述べた。
第1部の「平和祈願祭」は金光教綾部教会(八木道正教会長)が担当し、「神前拝詞」や「祭詞奏上」に続いて来賓による玉串奉奠(てん)、「祈りのことば」唱和などを行った。
第2部では、山崎市長の祝辞や渡辺順一・金光教羽曳野教会長の講演「無縁社会における宗教の役割=凹地(くぼち)からの光=」があった。