「人との出会いを大切に」
上林中で「ふる里講話」
陸上審判員の波多野伊織さんが講演
社会人講師を招いて古里を見つめる取り組みをしている八津合町の上林中学校(榊原正純校長、23人)で12日、「ふる里講話」の授業があり、日本陸上競技連盟公認のS級審判員の資格を持つ波多野伊織さん(65)=同町=が陸上競技を通じて人生の教訓になったことなどを話した。
波多野さんは、中学生の時に体育教師だった乾主計さん(故人)から指導を受けたことがきっかけで、陸上競技にかかわるようになった。
長距離走の選手として自分自身に課題を与えながら練習に励んだという。社会人になって39歳で綾部に帰郷した際も、乾さんの勧めで今度は指導者の道を歩む決心をした。
乾さんから陸上競技のことだけでなく、人との付き合い方を学んだという波多野さんは、全校生徒に「人との出会いを大切にして下さい」と話した。
※記事を抜粋。全文は本紙で