2012.06.13pickup02

合同点検踏まえ安全対策

市内の府道8カ所の通学路で

安全対策

府道綾部大江線の城山交差点を点検する関係機関の職員ら。手前のコンクリート舗装は5月にあった女子児童の接触事故を受けて見通しを良くするために整備した(城山町で)

国と府、市、綾部署などでつくる市通学路安全対策検討会は11日、亀岡市で集団登校中の児童らが死傷した事故を受けて、綾部市内の府道8カ所で合同点検を行った。関係機関では、結果を踏まえて速やかに対策を講じる考えだ。

この日は関係機関の職員16人が参加。点検は幅員が狭くて歩道がない所を中心に、綾部小学校校区にある中山綾部線など7路線、8カ所で行った。

今回の点検を踏まえて歩道がない個所での対策は、歩行者の空間であることを示す路側帯のカラー舗装化などが挙がっている。これらの工事は夏休みが終わるまでの完了を目指している。

5月29日に城山町の綾部大江線の城山交差点で発生した女子児童とライトバンの接触事故を受けて府は翌日、見通しを悪くしていた周辺の草を刈った。今月上旬には、その個所(約100㍍)をコンクリート舗装しており、合同点検ではこの周辺の状況も確認した。

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