次は「山家の村々」を冊子に
山家歴史の会など
釜輪町の古文書500点を調査
山家地区の歴史を紹介するなどの活動を続けている山家歴史の会(有道大作会長)は、釜輪町の栴林寺に保管されている約500点の古文書の調査に取り組んでいる。5日には同町公会堂に冊子や巻物、短冊形のめくり物の状態で残る古い資料を全て集め、種分け作業をした。
同会は2年前に「山家の城下町」、昨年は「山家藩」をテーマにして史跡や資料の調査を行い、いずれも1年かけて冊子にまとめた。
今年度は「山家の村々」を主題に歴史を探っている。種分け作業には綾部史談会と釜輪町自治会も協力し、関係者20人余りが参加した。
室内に500点の資料と住民の木下泰洋さん宅に残っている古文書約30点も並べ、「年貢」や「地租改正」「田畑」「戸籍」「訴訟」といった項目に分けた。
有道会長らは今後、古文書の文字の解読とともに内容についても調べることにしている。「大変な作業になるが、みなさんのお力をお借りして最終的には冊子にまとめたい」(有道会長)と話している。
※記事を抜粋。全文は本紙で。