野鳥の〝まほろば〟
向田町松原の小代呂池周辺
サギの巣、年々増加
向田町松原にある小代呂池の周辺で今、アオサギを中心にした野鳥たちが子育てに励んでいる。中には枝ごとに巣が作られ、1本に巣が5つある松の木も。
同町に住む松下二三夫さんによると、「4年ほど前は巣が5つほどだったが、今年は確認できるだけでも15個ある」という。
「年々、巣の数が増えるということは、鳥たちにとってここが『まほろばの地』になっているのだろうか」。松下さんら住民たちは、農作業をしながら、鳥たちの成長を見守っている。
ワード
まほろば 日本の古語で「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味。